国会の裁判官訴追委員会が、ツイッターに不適切な投稿をして最高裁から戒告処分を受けた東京高裁の岡口基一裁判官(53)の事情聴取を決めたことに対し、福井弁護士会の島田広弁護士(50)が2月28日、訴追見送りを求める請願書を訴追委に送った。賛同する全国の弁護士400人超(うち福井12人)の名簿も添付した。

 請願書では、投稿を訴追の対象とすることは表現の自由の侵害に当たると主張。「軽微な非行の調査を口実に圧力をかければ、裁判所は国家権力へのチェック機能を果たせなくなる」と訴えた。

 訴追委は衆参計20人の国会議員で構成。岡口氏が東京の女子高生殺害事件などを取り上げた投稿について、3月4日に事情聴取する方針。訴追されれば、国会の裁判官弾劾裁判所が罷免の是非を判断する。
 

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