あわらの名物ガイドとして奮闘する「淳子姉さん」=2月14日、福井県あわら市のあわら温泉湯のまち広場

 ピンクの法被におけをイメージしたかぶり物。親しみやすいキャラクターで、福井県あわら市を中心に活動する名物ガイド「淳子姉さん」が、同市の魅力発信に奮闘している。毎週月曜に食べ歩きツアーを開催し、「多くの人にあわらを好きになってほしい」と力を込める。

 「淳子姉さん」は坂井市三国町の主婦、平林淳子さん(56)。隣のあわら市で開催されるイベントなどに参加するうち、あわら温泉街の雰囲気や活性化に取り組む柔軟な発想を持った人たちに引かれるようになった。

 食や温泉街の情報を自身のフェイスブックで紹介。平林さんの投稿に興味を持った同市外の友人らから案内を依頼されるようになった。「より詳しい知識を身に付け、自らの行動で県内外にあわらのファンを増やしたい」との思いが強くなり、2017年から1年間、あわら市観光協会のガイド養成講座を受講した。

 昨年10月に同市と坂井市三国町で開かれた食や歴史、文化の体験イベント「うららん2018」でガイドデビュー。参加者の性別や年代によって案内する店を変える細かな気配りや、案内する人を温かい気持ちにさせる話術がユニークな衣装と相まって話題を呼んだ。12月からは、毎週月曜の「淳子姉さんと食べ歩きツアー」として、あわら市観光協会の常設ツアーになった。

 ツアーは芦湯を出発して、おすすめランチやスイーツを堪能しながら温泉街を歩く2時間のプラン。定員は8人と少人数に設定し食事も一緒に楽しむ。若い参加者には古里に戻ってきた雰囲気を感じさせる“お母さん”として、同年代の参加者には“友人”として親しみやすく接することを心掛けているという。

 ツアー後に「『ほっこりした気持ちになった。また案内してもらいたい』と言ってもらえるのが一番の励み」と話している。

 ツアーの参加費は1人2500円。3日前までの予約が必要。申し込み、問い合わせは同市観光協会=電話0776(78)6767。

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