稲田朋美衆院議員

 春の福井県知事選が保守分裂選挙の様相を呈していることについて、自民党筆頭副幹事長の稲田朋美衆院議員(福井1区)は2月24日、福井県福井市で開かれた支援者集会のあいさつで「保守王国が崩れ去ることは絶対あってはならない。禍根を残さないよう頑張りたい」と、夏の参院選もにらんで県内の保守層結束に尽力する姿勢を示した。

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 自民党は15日に前副知事の杉本達治氏(56)を推薦したが、自民の県議会議員(県議)や職域支部の一部は現職の西川一誠氏(74)を支援する意向で、このままでは保守分裂選挙に突入する公算が大きい。稲田氏は集会で、県議らが西川氏を支援した場合にも「仲間が仲間を処罰することがあってはならない」と述べた。

 終了後の記者団の取材に対しては、あらためて「今後にしこりが残らないようにしたい」と強調。候補者の一本化には「できる範囲のことはやってきたつもりで、さらに何ができるかはすぐには言えない」と述べた上で「努力は惜しまない」とした。

 自身は党の推薦通りに杉本氏を支援する姿勢も示した。知事選を巡ってはこのほか、共産党県書記長の金元幸枝氏(60)も出馬を表明している。

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