風疹の流行拡大や胎児の先天性風疹症候群を防ぐためにも、ワクチン接種が重要

 福井県内で風疹の患者が増え、今後流行の恐れがあるとして福井県は2月20日、市町や医師会、公的医療機関などに注意喚起した。女性が妊娠初期に風疹に感染すると、生まれてくる子どもに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがあり、周囲の家族を含めワクチンの予防接種を呼び掛けている。

 県健康増進課によると、17日までの1週間で、新たに二州健康福祉センター管内の20、30代の男性計3人の感染が確認された。今年の患者数は計5人となり、昨年1年間の10人の半数になった。今年の5人はいずれも、これまで予防接種したことがなかったという。

 風疹は発熱、発疹、リンパ節の腫れが主な症状で、患者のせきやくしゃみのしぶきで感染する。全国的に流行が続いており、昨年の患者数は2917人に上り、今年も13日現在で447人。例年、春から夏にかけて感染が広がる傾向で、子どものころに予防接種の機会がなかった39~56歳の男性が特にリスクが高いとされる。

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