学生がデザインした手描きイラストの反射材Tシャツ。光を当てると模様が浮き出て見える

光を当てると、反射材で描かれたメッセージが浮かぶTシャツを手にする雨森研悟専務=2月12日、福井県福井市の丸仁

 熱転写マークと反射材製造販売の丸仁(本社福井県福井市花堂中2丁目、雨森正次郎社長)は、反射材をプリントしたTシャツ専門ブランド「LIGHT FORCE STORE(ライトフォースストア)」を立ち上げた。反射材を使った衣類でありながらファッション性を高めているのが特長。福井新聞社などによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で製作資金を募っている。

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 ライトフォースは丸仁が開発した反射材で、角度によってオーロラのように七色に変わるのが特長。衣服やバッグなどへのプリントだけでなく、糸や生地にも加工できる。

 反射材は身に着けると、車のヘッドライトで視認できる距離が倍になるなど交通事故防止へ効果は高い。同社の雨森研悟専務取締役(36)は「警察などがキーホルダーやたすきの反射材グッズを配っているが、着けようという人は多くない」と指摘する。反射材の普及につながる衣服への応用を探る中で、たどり着いたのがカジュアルなTシャツ。同社独自のアパレルブランド立ち上げに向け、昨春から準備を進めてきた。

 Tシャツのデザインは、県内外のデザイナーや学生らが手掛け、光を受けるとフルーツの断面が浮かび上がるシリーズやドット柄、手描きイラスト、文字のメッセージが光るものなど多彩。首の裏部分には、汗などの水分に反応し周囲の熱を吸収する涼感マークも施した。

 ミラカナでの目標金額は30万円、期間は3月12日まで。金額に応じTシャツのリターン(返礼)がある。本格販売は5月を目指す。雨森専務は「クラウドファンディングを通して、反射材を使ったファッションの認知度を高めたい。トレーナーやパーカー、バッグにも広げることができれば」と話している。

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