「浮き太鼓」が披露され、大勢の見物客でにぎわった勝山左義長まつり=2月23日、福井県勝山市本町2丁目

 福井県の奥越地方に春を呼ぶ奇祭「勝山左義長まつり」が2月23日、勝山市中心部で開幕した。12基の櫓(やぐら)が設けられ、長じゅばん姿の老若男女がおどけたしぐさで演奏する「浮き太鼓」を披露。詰めかけた大勢の見物客を魅了した。

 江戸時代から300年以上続くとされる伝統行事。県無形民俗文化財に指定されている。青空が広がる中、午後1時に芳野区の櫓で一番太鼓が響くと、他の区でも一斉におはやしが始まった。

 三味線や笛などの音色に合わせ、老若男女の打ち手がおどけたり、踊ったりしながら太鼓をたたき、見物客が笑顔で見入っていた。

 各区の通りはカラフルな短冊で彩られ、名物の作り物、絵あんどんが飾られている。最終日の24日は子どもばやしコンクールが行われ、午後8時からのどんど焼きまで、まつりの熱気が一帯を包む。

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