3月から国内販売が始まるユニクロと「梵」のコラボTシャツ

 カジュアル衣料品ブランド「ユニクロ」と、「梵」醸造元の加藤吉平商店(福井県鯖江市吉江町、加藤団秀代表)のコラボレーションTシャツが3月4日から国内販売される予定となった。

 ユニクロのTシャツブランド「UT」の「酒蔵コラボTシャツ」で、コンセプトは「日本全国から崇高な酒造りの歴史を持つ酒蔵をセレクトし、そのデザイン性や哲学や思想をデザインにした」。国内外で人気の獺祭(山口県)、地酒ブームの火付け役で「幻の酒」と言われた越乃寒梅(新潟市)など計11の蔵元が選ばれた。ユニクロは梵の選出理由について「日本酒の輸出のトップランナー。国際コンクールでも多くの受賞歴があり、世界的な知名度も高い」とした。

 梵のTシャツは藍色で、トップブランドの純米大吟醸「超吟」のパッケージに描かれる円形のマークと、鳳凰をちりばめたデザイン。年明けから中国などで既に販売が始まっており、世界各国で順次拡大される。国内では都市部を中心に16店舗で取り扱う。県内での販売はないが、オンラインストアで購入できる。価格は1500円(税別)。

 加藤吉平商店は1998年から日本酒の輸出を始めた。アジアをはじめ、欧米や中東、アフリカなど98カ国に展開しており、3月から輸出するエジプト、ヨルダンを合わせると100カ国の大台に乗るという。

 加藤代表は「日本酒文化を世界に発信する中で、私たちを応援してもらう形になり大変光栄」と話す。「酒蔵は世界と地域をつなぐ架け橋になれる。全世界で販売されることで福井のPRにもなり、インバウンド(訪日外国人客)を含めた交流人口の増加につながれば」と期待している。

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