昨秋の飛来以降、現在も越冬している多くのコハクチョウ=2月21日、福井県鯖江市熊田町の日野川

 冬の使者と呼ばれるコハクチョウが福井県鯖江市熊田町の日野川で越冬し、例年より多い約60羽が1カ月にわたり確認されている。2月21日朝も日が昇るとともに活発に動き、川に首を突っ込んで餌を探したり、羽を広げたりしていた。

 日本野鳥の会福井県会員の納村力さん(76)=同市=によると今季は昨年10月20日、丹南高校近くの日野川で県内初飛来を確認した。以降は徐々に数が増え、今年1月下旬から現在まで約60羽が羽を休めている。

 毎日のように飛来を調べている納村さんは「10年以上見てきて、これだけ長い期間、日野川に多くのコハクチョウがいるのは初めて」。今季は暖冬の影響で、例年より雪解け水が少なく川の流れが穏やかなためではないかという。

 コハクチョウは秋になると繁殖地のシベリアから南下し、日本各地で越冬する。県内では例年、3月ごろ北帰行する。

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