得意の歌で自身の思いを伝える井坂裕之さん(レディーフォー提供)

 30年前に医師から失明宣告を受けた井坂裕之さん(61)=福井県南越前町で整体院経営=が、自身が作詞した歌「未来への約束」をCD化する。視野狭窄が進み一時は人生をあきらめかけたが、得意の歌を披露することで「生きる喜び」を伝え続けてきた。井坂さんは2月19日、福井新聞社などによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で、長年の夢だったCD制作の費用100万円の募集を開始した。

 【支援はこちら】失明宣告を受けた私。思いを込めた歌をCD化して届けたい!

 ▽実行者:井坂裕之さん
 ▽目標金額:100万円
 ▽締め切り:4月19日午後11時
 ▽リターン:3千円から10万円まで9種類

 井坂さんは会社員時代の1989年に眼科医から「3年以内に失明する」と宣告された。ショックから無気力な日々を過ごしたが、食生活に気を付ける努力などが実り、現在も失明には至っていない。

 16年前、自身の経験を得意の歌で伝えようと「未来への約束」をつくり、福祉施設などで歌を披露してきた。CD制作は一度取り組みかけたものの、大けがをして断念した経緯がある。井坂さんはCDを作って多くの人に歌を届けることで、苦しんだり悩んでいる人を勇気付けたいとしている。

 ⇒「ミラカナ」の最新情報はこちら

 ⇒足羽川の桜並木を照らし続けたい

 ⇒「ダサくない」反射材Tシャツ

 ⇒幻想…海に面した棚田のステージ

関連記事