エコノミクス甲子園で初優勝した藤島高校2年の鷲田樹音さん(右)と坪田実那美さん=2月17日、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センター

 第13回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」は2月17日、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれ、ともに藤島高校2年の鷲田樹音さん(17)、坪田実那美さん(17)の福井県代表チームが県勢初となる優勝を果たした。

 金融や経済に関する幅広い知識を競う同選手権には、地方大会やインターネット大会を勝ち抜いた46チームが出場した。参加者は16日に環境問題と経済活動のつながりが学べる授業案についてプレゼンテーションを行い、筆記試験にも挑んだ後、17日の予選ラウンドの早押しクイズに挑戦。藤島高校チームは上位で予選を突破し、4択クイズの準決勝も勝ち抜いた。

 8チームによる決勝は、平成時代を振り返る15問の時事問題。藤島高校チームは序盤からリードしたが、残り1問で群馬のチームに追いつかれた。裁判外紛争解決手続き(ADR)に関する最終問題に正解し、栄冠をもぎ取った。

 2人は2年連続の出場だった。鷲田さんは「前回はベスト8止まりで惜しい思いをした。経済学やマーケティングの本を読み1年間勉強した結果が表れてうれしい」と喜び、坪田さんは「他県の生徒と交流し、経済的な見方やいろんな考え方を身に付けることができた。他分野にも広げて知識を深めたい」と声を弾ませた。2人には表彰状とトロフィー、副賞の米国研修旅行が贈られた。

 大会は、認定NPO法人「金融知力普及協会」が主催し、全国から473校1250チームが参加した。藤島高校の2人は昨年12月に開かれた福井大会(北陸銀行、福井新聞社主催)で38チームの頂点に立ち、全国切符を獲得していた。

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