今春の福井県知事選への出馬を表明している前副知事の杉本達治氏(右)と、現職の西川一誠氏(左)

 杉本氏の後援会事務所開きには主催者発表で約300人が出席した。

 後援会の内田高義会長が「こんなに謙虚で誠実な人はいない。相手のことを第一に考え、上から目線でなくいろいろな人の言葉を大事にする。絶大な支持と協力をお願いしたい」とあいさつした。

 県農政連の北島友嗣会長らの応援あいさつに続き、杉本氏がマイクを握った。「平成からの代替わりの年に50年先、100年先の福井の発展のため、できるだけ長く県政に責任を持てる体制をつくらないといけない。若さと行動力で、新しい風を吹き込めるように全身全霊を傾けていく」と誓った。

 県連の山崎正昭会長をはじめ、県議会第2会派県会自民党の議員や党所属の市町議員が多数顔をそろえた。自民の推薦を得たことで、安倍晋三党総裁の檄文(げきぶん)のほか、党筆頭副幹事長の稲田朋美衆院議員らから祝電が寄せられた。

 最後にあいさつした山崎会長は「新しい時代には新しいリーダーがふさわしい。多くの首長や団体にもおいでいただいたが、この力を一つになんとしても勝利をつかむという気持ちで、これからも頑張っていく。命がけで頑張る」と声を張り上げた。

 両にらみの関係者は難しい判断を迫られた。双方に推薦状を出した自民県連のある職域支部の幹部は欠席した。「ずっと前から、この日は予定が入っていた」とした上で「今となっては、それで欠席の言い訳ができて良かった」と複雑な思いを語った。

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