凍った乳穂ケ滝(奥)の前で行われた、凍り具合などで農作物の豊凶を占う神事=17日、青森県西目屋村

 高さ約33メートルの滝の凍り具合などを見て、今年の農作物の豊凶を占う神事が17日、青森県西目屋村の乳穂ケ滝で行われた。滝は上部と下部しか凍らず、真ん中がぽっかりと空いた状態。占い師の女性はその様子や、燃やしたスギの葉の煙を見て「作柄は昨年並み。風や雨が心配」と告げた。

 この日の滝は、上部と下部付近にそれぞれ約10メートルの氷柱ができるにとどまった。村によると、寒さが厳しい年は1月下旬から2月下旬にかけ1本になるが、今年は冷え込みが強まらなかったという。

 村によると、地元の伝統行事で、江戸時代の津軽藩主も冬になると、滝の凍り具合を気に掛けていたという。

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