激しく燃える作業小屋=2月16日午前6時半ごろ、福井県あわら市城

 2月16日午前5時50分ごろ、福井県あわら市城の男性の作業小屋が燃えていると近所の住民から119番通報があった。火は周囲の住宅などに燃え広がり、作業小屋と住宅2棟を全焼、さらに住宅2棟と店舗1棟の一部を焼き、約1時間40分後に消えた。出火当時、全焼した住宅1棟と一部分を焼いた住宅には合わせて10人がいたが、全員が逃げ出しけが人はなかった。県警あわら署などが出火原因を調べている。

 同署によると、作業小屋は鉄骨2階建て。全焼、部分焼した住宅計4棟はいずれも木造2階建て。店舗は木造平屋建て。焼失面積は約450平方メートル。作業小屋では普段、菊の出荷作業をしており、出火当時は無人だったという。全焼した住宅1棟は空き家だった。

 同署とあわら消防署は同日午後1時から計21人態勢で実況見分を行い、作業小屋が出火元とみて調べたが、原因の特定には至らなかった。

 現場は、あわら市芦原中学校から北に2・5キロの田園地帯。嶺北消防組合と消防団から計13台の消防車が出動し86人が消火活動に当たった。初期消火をした近くの50代男性は「火の勢いが激しく、あっという間に燃え広がった」と話し、通報した60代男性は「火事を見つけたときには炎が高いところまで上がっていた」とおびえた表情を見せていた。

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