福井国体で声援に応える池江璃花子選手=2018年9月15日、福井県敦賀市総合運動公園プール

 競泳女子の池江璃花子選手(18)による白血病公表の衝撃が続いている。「治療に専念し、周りは静かに見守って」と、がん経験者。日本骨髄バンクには、ドナー登録の手続きなど問い合わせが相次いだ。福井県内でも、県赤十字血液センター(福井市)の献血ホールを訪れてドナー登録した人が2月13、14日に計7人いた。同センターによると12日以前は「1カ月に数人」のペースで、関心が高まっている。

 がん経験者の情報を、闘病中のがん患者に発信するNPO法人がんノートの代表理事岸田徹さん(31)は、25歳と27歳の時にがんになった。手術と抗がん剤治療を繰り返し、副作用で高熱が続くと「どうして、がんになったのか」と苦しんだ。

 入院中、見舞いに訪れた友人らが書き込んでくれたノートが闘病の支えとなった。「Think Big(大きく考えろ)」。この言葉のおかげで、将来に目を向けられるようになり、気持ちが楽になったという。

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