児童たちの話し合いの様子を見守る杉本彩さん(右)=2月13日、福井県福井市の宝永小学校

 ペットを取り巻く環境の改善など動物愛護活動を続けている女優の杉本彩さんが2月13日、福井県福井市の宝永小学校を訪問し「命の授業」を行った。ペット店向けに大量の犬猫を繁殖させる「子犬工場(パピーミル)」の問題点や、今の法律では劣悪な飼育・繁殖が改善されない現状、動物を思いやる気持ちの大切さを児童たちに訴えた。

 ⇒ヒナタカコさんも子犬工場問題受け活動

 ⇒ヒナタカコさんの歌「ひとつの星で」

 杉本さんが理事長を務める公益財団法人動物環境・福祉協会Evaが2015年にスタートした「いのち輝くこどもMIRAIプロジェクト」の一環。全国の小中学校を訪問し、動物を飼うことの素晴らしさや日本の動物を取り巻く現状を伝えた上で、子どもたち同士で意見交換してもらっている。

 この日は宝永小の4~6年生約110人を前に講演した後、5年生と「今すぐできること」を考えた。

 杉本さんは、福井県で昨春発覚した「子犬工場」や、クリスマスセールで幼い犬猫をショップが販売していることの問題点などを解説。悪質な業者が後を絶たない理由について「日本の法律は動物を守るようにできていない」と欧米の法律と比較しながら説明した。

 一部の動物園や水族館で、普通の扱いに見えるが動物にとって不適切な飼育があることも指摘。「動物が幸せかどうか、しっかり想像して考えてみてほしい」と問い掛けた。

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