電子マネーカード「JURACA」での決済サービスを始めたゲンキー=福井県福井市の中藤店

 ドラッグストアのゲンキー(本社福井県坂井市、藤永賢一社長)は、福井県の「ふるさと県民カード」に認定される電子マネーカード「JURACA(ジュラカ)」での決済サービスを始めた。ジュラカに搭載される「QUICPay(クイックペイ)」が、県内59店舗をはじめ、北陸、中部の全239店舗で利用できる。

 ⇒ジュラカってどんなカード?

 ゲンキーによると、カード決済の利用者は右肩上がりで、現在は14%程度。これまで一部レジで、ビザやマスターカード、2種の電子マネーが利用できた。QRコード決済の「PayPay(ペイペイ)」なども導入している。

 今後の増加を見込み、1月末までに北國銀行(石川県金沢市)から専用端末688台の提供を受け、全店舗の全レジでのカード払いが可能になった。これに合わせゲンキーは福井銀行グループと連携し、JCBブランドの決済にも対応させた。クレジットカードに加え、ジュラカのクイックペイも利用可能となった。

 ジュラカは、クイックペイでの決済額の0・05%相当分が県の地方創生関連事業に寄付されるスキーム。常見武史IR広報室長兼財務部長は「県内のキャッシュレス推進に加え、寄付を通して地域の盛り上げに貢献したい」とジュラカ決済導入の狙いを話している。

 3月1日からは、ジュラカ入会に必要となる福井銀行の「iica(イイカ)JCBカード」か、クイックペイで千円以上利用した人を対象に、利用額の5%(上限2千円)をキャッシュバックするキャンペーンを始める。

 北國銀は、ゲンキーへの端末設置に合わせ「北國Visaデビットカード」のポイントが全店舗で利用できるサービスを始めた。デビットで決済するとゲンキーの独自ポイントに加え、デビットのポイントも付与される。たまったポイントは、1ポイント1円としてゲンキーでの買い物に使える。

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