ペイペイの還元キャンペーンをアピールしている家電売り場=2月12日、福井県福井市の100満ボルト福井本店

 スマートフォン決済サービス「ペイペイ」の総額100億円を利用者に還元するキャンペーン第2弾が2月12日始まった。今回は1回当たりの還元額の上限を千円と設定しているため、前回のような利用者の過熱ぶりはなく福井県内でも静かなスタートとなっている。

 ドラッグストアのゲンキー(本社坂井市)は、各店舗にキャンペーンを知らせるポスターを張りPRしている。前回のキャンペーンについて担当者は「ペイペイで支払うお客は多かったが、高額商品が人気だった家電量販店とは違い、売り上げとしては小さかった」と振り返る。今回は千円の限度額があるため「ドラッグストアやコンビニなど毎日少しずつ買う店に向いている」と期待を込める。

 県内に46店舗を展開するクスリのアオキ(本社石川県白山市)も店頭でキャンペーンを告知。担当者は「今回は日常使いに便利な設定。追い風になれば」と話していた。

 家電量販店の100満ボルト福井本店(福井市)は12日午後4時現在で、約10人がペイペイによる決済で商品を購入した。静かなスタートとなったが、同店の担当者は「土日は増えると見込んでいる」とペイペイ効果に期待を寄せていた。

 また今回は、1回当たりの上限額が千円となることから「電池やインクなど消耗品の購入に利用する人が多いだろう」(担当者)とみる。前回はパソコンやタブレット端末、ゲーム機をはじめ5万円~10万円の家電がよく売れたといい「還元された電子マネーを使うために、再び来店するという効果もあった」という。

 前回キャンペーンで冷蔵庫と洗濯機を買ったという福井市の男性会社員(26)は「20万円ほどの買い物で4万円は返ってきてお得だった。今回は限度額があって残念だけど、日常使いに利用したい」。普段はあまり利用しないという同市の女性会社員(31)は「キャッシュバックがあるのは大きい。ドラッグストアやコンビニで使いたい」と話していた。

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