タカによるカラス追い払い実験の様子=2月9日、福井県坂井市三国町池上

 福井県坂井市丸岡町地域をねぐらとするカラスが増えていることを受け、市は2月9日、タカによるカラスの追い払い実験を行った。新年度以降、活動を本格化させる。

 丸岡町地域では連日、同市役所丸岡支所周辺をねぐらとするカラスが数百羽集まっている。一帯は住宅が密集し、猟銃による駆除ができないことから追い払いに乗り出すことにした。市によると、カラスはタカがいる場所を敬遠するほか、タカを威嚇しようと、群れになる習性がある。

 この日は午前6時から、同市三国町加戸地区の3カ所で実験を行い、福井市でムクドリの追い払いも手掛けた石川県の鷹匠(たかじょう)吉田剛之さん(46)が駆け付けた。吉田さんが南米原産の「ハリスホーク」を放つと、カラスは瞬く間に退散。群れになったカラスを駆除できるかどうか、県猟友会三国支部のメンバーも立ち会った。

 市産業環境部の庄納俊明次長は「追い払いの効果が確認できた。今後、丸岡町地域でも実験を行いたい」と話していた。

関連記事