福井県警の刑法犯認知件数

 虐待を受けた疑いがあるとして、福井県警が児童相談所に通告した18歳未満の子どもは2014年に40人、15年37人だったが、16年に151人と急増、17年に191人となり、18年は200人を超えた。県警少年女性安全課は通告増の要因を「虐待への社会的関心が高まって県民から警察への通報が増えたことや、ドメスティックバイオレンス(DV)の相談増加に伴い、面前にいた子どもが心理的虐待を受けたとして通告しているため」とみている。

 18年(暫定値)の内訳は暴言などの心理的虐待が176人(前年比26人増)と約7割を占めた。ネグレクト(育児放棄)などの怠慢・拒否が33人(同15人増)、暴力などの身体的虐待が29人(同8人増)と続いた。性的虐待はなかった。

 県警へのDVの相談は13件増の187件。ストーカー事件の相談は前年と同じ74件だった。

 一方、18年の刑法犯認知件数は前年比34件減の3197件(暫定値)で、戦後最少を更新した。02年の1万3884件をピークに16年連続減少している。

 刑法犯全体の摘発件数は22件増の1786件。摘発率は55・9%で全国13番目。殺人や強盗など重要犯罪(未遂も含む)の摘発率は昨年に続き100%だった。重要犯罪の認知は39件で、うち強制性交等は5件増の7件、強制わいせつは4件増の12件。殺人7件、強盗7件、放火4件は前年とほぼ同じだった。

 窃盗犯が2228件(前年比1件減)で全体の7割を占めた。このうち「非侵入盗」は1451件あり、車上狙いが75件増え277件、万引は7件増の516件だった。自転車などの「乗り物盗」は520件、空き巣や忍び込みなど「侵入盗」は257件だった。

 詐欺は90件で、前年より52件減った。

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