8日午前の東京株式市場で、賃貸アパート大手のレオパレス21の株式に業績への懸念から売り注文が殺到した。買いがほとんど入らず、前日終値の515円を2割近く下回るストップ安水準の売り気配で推移した。午前中いっぱいは取引が成立しなかった。

 物件に施工不良が見つかり、入居者に転居の要請を始めた。国内証券関係者は、この問題について「まだ全体像が見えていない」と指摘。レオパレスは7日に2019年3月期の連結純損益の赤字幅が拡大するとの見通しを公表しており、経営の先行きを不安視する売りが膨らんだと分析した。

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