私が提唱するのは「食前キャベツ」というもの。キャベツを一定量食べるとお腹が膨らんで、その後の食事を食べすぎなくなります。キャベツには食物繊維が豊富に含まれているので、できれば毎食、最低でも1日1回、キャベツの千切り100グラムを食前に食べると、善玉菌のエサとして腸内環境を整え、さらに満腹感が得られるためダイエット効果もあります。

キャベツの食べ方はいろいろあります。そのままちぎって食べてもいいですし、千切りにして、塩やオリーブオイルなどをかけて生で食べることもあります。なかでも私のオススメは、酢と合わせた「酢キャベツ」です。酢は健康の代名詞のような食材で、キャベツとの組み合わせは最強と言えるでしょう。大量のキャベツを千切りにして、酢キャベツとしても冷蔵庫に常備しておくと、日持ちするので、今日は生キャベツ、翌日は酢キャベツと、食べ方にバラエティーが出て飽きることもありません。

鶏の唐揚げはアリ!

おつまみの人気メニューと言えば、鶏の唐揚げ。油を使った揚げ物ですから、体によくなさそうなイメージがあると思います。確かに揚げ物を食べすぎると余計な脂肪がつくので、ダイエットでは禁じられています。しかし、鶏肉はお酒のつまみに大変向いていると思います。動物性のタンパク質は、魚を食べても摂取することはできます。魚には体をつくるのに有効なオメガ3系の油が多く含まれているので、できれば毎日何らかの形で魚を食べていただきたいのですが、それでも不足するのが動物性のコレステロールです。

良質なタンパク質の摂取で二日酔い軽減

そこで牛肉や豚肉、鶏肉などの動物性のタンパク質を取ると、同時にコレステロールを摂取できるという点が、肉食をオススメするポイントです。唐揚げは、良質な鶏のタンパク質を手軽に取ることができます。もちろん食べすぎると脂肪分の取り過ぎで体にはよくありません。なるべくなら、蒸し鶏を使った「棒々鶏(バンバンジー)」とサラダを食べるといいでしょう。良質なタンパク質と野菜を食べることによって、食べすぎ飲み過ぎの後の二日酔いや、資質や炭水化物の取り過ぎを軽減してくれます。

肉に関して補足しておくなら、レバーは、脳卒中や心筋梗塞、認知症などを予防するのに必要とされる「葉酸」を多く含んでいます。どのレバーも葉酸の数値は高いのですが、とくに鶏のレバーは40g当たり520μgで、牛レバー(同400μg)、豚レバー(同324μg)よりも多くの分量の葉酸を含んでおり、効果的です。焼き鳥なら牛レバーの塩焼きなどがオススメです。ちなみに植物性の食材にも、葉酸を多く含むものがあります。例えば、ほうれん草、芽キャベツ、枝豆、アボカド、ノリ、さらに緑茶などです。

スルメを噛んで、食べすぎ防止

固い食べ物は、人の体を健康にしてくれます。そんな理由から、宴席で私がオススメしたいつまみは、スルメやエイヒレです。「噛む」という行為は、健康を維持するためにとても大切な行為です。野生の動物は歯が弱ってしまうと死に直結してしまうのと同様、人間も歯が重要です。噛む行為は、口やアゴから刺激が大脳に伝達され、頭を活発に働かせます。例えば記憶を司る海馬や、感情をコントロールする扁桃体などが活性化するわけです。これによって子どもならものを覚える力が、高齢者なら認知症などの予防に効果があります。

さらに、よく噛むと脳の満腹中枢が働き、食べすぎを防止することができますし、味を感じる感覚も養われていきます。噛むと唾液がたくさん出てくるので、胃腸の消化を助けるうえ、唾液によって口の中の雑菌を殺し、虫歯や歯槽膿漏などを防ぐ効果があります。また唾液には発がん性の物質を殺したり、力を弱めたりする酵素が含まれています。

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