精神障害のある患者の措置入院の要否を判断する「精神保健指定医」の資格を申請する医師への指導を怠ったとして、厚生労働省は6日、京都市在住の林拓二医師(73)の指定医の資格を取り消す行政処分を決めた。医道審議会の答申を受け、決定した。20日から発効する。

 厚労省によると、林医師が滋賀県豊郷町の病院で勤務中、資格を申請する医師への指導を怠ったため、申請者が診断や治療に十分関与していなかった症例リポートを作成し、提出したとしている。

 リポートは14年6月に提出され、指導医として林医師も署名していた。厚労省は、不正の認識については「明らかにできない」としている。

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