福井県の大野市議選挙の地区別立候補予定者数(2019年2月)

 任期満了に伴う福井県の大野市議選挙は2019年2月10日告示、17日投開票される。定数18に対し現職10人、新人・元職9人の計19人が出馬の意向を示し、8年ぶりに選挙戦となる可能性が強まっている。引退などで身を引く現職が多い一方、新人らの動きは活発で、議員の顔ぶれは大幅に変わる見通しだ。

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 現職17人(欠員1)のうち、引退や県議へのくら替えなどで7人が出馬を見送る。立候補予定者の政党別の内訳は現職が無所属8人、共産2人、新人・元職は無所属8人、公明1人。1月に行われた立候補者説明会には22陣営が出席していた。

 市内地区別に見ると、大野地区(有権者約1万1380人)に9人が立つもよう。下庄(同7192人)でも3人が準備を進め、市街地の票争いが激しくなりそうだ。上庄(同3213人)と富田(同2647人)は各2人、小山と阪谷、乾側は各1人。一方、立候補予定者がいないのは五箇、和泉の両地区。

 年齢別では70代3人、60代5人、50代6人、40代3人、30代2人。30、40代5人のうち4人が新人で、若手の立候補準備が目立つ。女性は現職を含め3人が立候補の意向を示しており、市選管によると定数に対する割合はこれまでの市議選の中で最も高いという。

 投票率は2003年選挙で80%を割って以降、下降が止まらず、11年には68・12%と過去最低を更新。前回15年は32年ぶりの無投票となった。

 今回の選挙は、政治離れや立候補予定者の地域の偏りなどを理由に「前回の投票率を下回る」との見方がある。一方で、新人・元職が立候補予定者の半数近くを占める近年にない選挙戦に、盛り上がりを期待する声も聞かれる。

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