駅前南通り地区再開発の施設配置案

 福井県福井市のJR福井駅西口の福井駅前南通り商店街やガレリア元町商店街を対象にした駅前南通り地区の再開発で、地権者らによる準備組合は2月4日、3ブロックに配置される建物のイメージ図を明らかにした。準備組合が作成した基本計画案は「食と健康のストリート」がコンセプト。産直市場や温浴施設、医療モール、子育て支援施設、ホテル、オフィス、マンションなどの整備を想定。3ブロックにそれぞれ特色を持たせた上で、歩行者の回遊性も意識し、楽しく散策できる健康生活拠点の創出を狙う。

 関係者によると、福井駅前南通りとガレリア元町商店街のアーケード通りに挟まれたAブロック(約1500平方メートル)は、「食」で特徴付け、低層の建物に地場産品の市場や飲食店を設ける。

 ハピリン南側のBブロック(約1360平方メートル)は、複数のクリニックを集めた医療モール、保育施設、幼児向けのカルチャースクールなどを予定。高層にホテルとオフィスを整備する。

 Aブロック南側のCブロック(約2860平方メートル)は、複数の建物で構成。アミューズメント系の温浴施設を核に、健康関連などの店舗を低層に集め、高層にマンション、駐車場を設ける。

 JR福井駅西口では、ハピリンや西武福井店を東西に結ぶ福井駅前電車通りが歩行者動線の柱となっている中、再開発によって南通りを「食と健康のストリート」と位置づけ、南北方向に新たな人の流れをつくり出す。Cブロックには、南通りから柴田神社方面へ抜ける通路にもなる広場を設ける。

 計画の具体化に伴い、ブロック間で機能を入れ替えるなど整備内容を変更する可能性もある。

 準備組合は基本計画案に基づき、2019年度内の都市計画決定を目標に市と協議に入る。20年度に事業計画を作成し、事業主体となる本組合を設立。21年度からの解体・建設工事、23年春の開業を目指す。

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