バレンタイン商戦が本格化し、さまざまなチョコレートが並ぶ売り場=1月24日夜、福井県福井市の西武福井店

 ■第4のチョコ

 このほか西武福井店では「ダーク」「ミルク」「ホワイト」に続く第4のチョコレートと呼ばれるルビーチョコレートも取り扱うなど多彩な商品を取りそろえた。ルビーカカオ豆が原料のルビーチョコは、豆本来のピンク色のエレガントな見た目と、ベリーのような酸味が特徴という。

 昨年は商戦の時期に大雪が直撃。同店の売り場担当者は、大雪後に実施したセカンド・バレンタイン企画で少しは取り戻せたとしながらも「例年に比べて売り上げは落ち込んだ」と説明。「昨年は入荷遅れの商品もあったが、今年は多彩な商品を楽しんでもらいたい」と意欲をみせる。

 今月9日から売り場を設け、約700種類をそろえるアピタ福井大和田店(福井市)の担当者も「お酒が入った大人向けの商品が主流になっている」と話す。売れ筋は千円から1500円で、惑星や武将をイメージしたチョコには人気が集中し、早々と売り切れた商品もあるという。

 ■買い方逆転

 例年、自分へのご褒美に少し高めのチョコ需要が先行し、商戦終盤に駆け込みで義理チョコが売れる傾向があるが、今年は少し様相が異なる。「大雪を警戒してか、義理チョコの大量買いが先行している印象。例年とは買い方が逆転している」とアピタ福井大和田店の担当者。昨年は売り上げベースで4分の3程度と厳しい内容だっただけに「昨年落とした分は今商戦で取り返したい」と意気込む。

 今月中旬に売り場を設けたベル(福井市)内のアル・プラザベルは、200種類以上の商品を取り扱う。「シェ・リュイ」(東京)、「神戸風月堂」(兵庫県神戸市)など国内有名店の商品が人気で「例年、かなり早い段階で売り切れる」と担当者。昨年の大雪時も「ほとんど売れていたため大きな影響はなかった」としている。

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