解禁初日に釣り上げたサクラマスを手に笑顔を見せる釣り人=2月1日、福井県福井市中角町

 「サクラマス釣りの聖地」として知られる福井県の九頭竜川で2月1日、一部区域の釣りが解禁になった。雪が舞う中、早朝から約300人が詰め掛け、大物を狙い、さおを振った。

 サクラマスは、ヤマメが海に下って成長した魚。海で約1年間過ごし、産卵のために生まれた川に遡上する。銀色の美しい魚体や希少さ、引きの強さで、釣り人にとってあこがれの存在だという。

 1日は、福井市の高屋橋から北陸自動車道九頭竜川橋までの本流約10キロで解禁になった。初めて挑戦したという同県坂井市の男性(34)は約5分間の格闘の末、64センチのサクラマスを釣り上げ、「銀色と背中の薄いピンクがとってもきれい」と笑顔を見せた。

 福井市の釣具店には、この日の午前中に5匹の釣果報告があり、例年並みの状況という。16日からは九頭竜川橋から上流も解禁される。期間は5月31日まで。

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