今春の福井県知事選への出馬を表明している前副知事の杉本達治氏(右)、現職の西川一誠氏(左)

 4月7日投開票の福井県知事選を巡り、5選を目指す現職の西川一誠氏(74)と前副知事の杉本達治氏(56)の対決構図で保守分裂選挙の様相を呈していることに関し、自民党の二階俊博幹事長が「党本部としては推薦を見送る公算」と話していることが1月31日、分かった。東京で二階氏と会談した西川氏が福井新聞の取材に明らかにした。

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 県連は党本部に杉本氏を推薦するよう上申しているが、県議や職域支部の一部は西川氏を支援しており、保守分裂選挙の様相を呈している。二階氏は県連の非民主的な運営で混乱が生じていることを憂慮し、推薦を見送る公算にしたとみられる。

 西川氏によると、二階氏は「これまでと同じく西川氏支援は変わらない。頑張ってほしい」と激励したという。

 ただ別の関係者によると二階氏は、連続3期までとする党選挙対策要綱を根拠に西川氏への党本部推薦には難色を示したという。

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