恐竜図柄のナンバープレートを取り付けた自動車。既に1200件超の申し込みがある=2018年10月1日、福井県福井市西谷1丁目

 福井県内で2018年10月から発行されている恐竜図柄の自動車用ナンバープレートが好評だ。国土交通省の資料などによると、昨年末時点での申込件数は1244件で、単純比較が可能な全県1地域で発行している14府県のうち、自動車台数当たり普及率は4位をマークした。観光客らからの受けも良く、走る広告塔としての存在感も高めつつある。

 図柄入りナンバープレートは全国41地域で昨年10月から発行している。福井は枚数ベースでは全国14位。1位は「カープ坊や」が描かれた福山、2位は「くまモン」の熊本。3位は伊達政宗の騎馬像などがあしらわれた仙台で、仙台市や仙台商工会議所など15団体が協議会をつくり普及に努めている。

 福井のデザインはフクイラプトルの全身骨格化石で、人気キャラや組織で普及促進策を展開していないが、口コミなどでじわじわ浸透。タクシー6台に導入した福井交通(福井市)の担当者は「観光客の皆さんから、面白いナンバープレートだと評価をいただいている。ナンバーと一緒に記念写真を撮った人もいる」と評判は上々。「福井国体では送迎用に大活躍だった。いい話題づくりになった」と喜んだ。

 ただ、全県での普及率は全国4位といえども0・2%弱。全国41地域の合計申込件数も約4万7千件と、まだまだ低調なのが現状だ。これから車の購入、買い替えのピーク時期を迎え、普及が加速することも予想される中、県ブランド営業課の担当者は「実際に付けた人からは大変気に入っているとの声を多数もらっているので、ぜひ多くの人に前向きに検討してもらいたい」と話している。

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