軽妙なトークで、俳句の楽しさを紹介する夏井いつきさん=1月23日夜、福井県坂井市ハートピア春江

 テレビなどで活躍する俳人、夏井いつきさんの句会ライブが1月23日夜、福井県坂井市ハートピア春江で開かれた。夏井さんは軽妙なトークを展開し、俳句の極意、楽しさを伝授した。

 日本一短い手紙コンクール「一筆啓上賞」の最終選考会に合わせ同市教委が主催、約700人が詰め掛けた。夏井さんは「毎日、5分で1句詠む習慣を身に付ければ認知症予防につながる」と強調。川元利夫教育長との掛け合いを通し「季語が変わるだけで、句の印象が変わる」などと“肝”を話した。

 「ほっ!」「えっ?」をテーマとした来場者の投句では、ほとんどが未経験者だったにもかかわらず、即席の秀句が続々と寄せられた。それぞれの句に分かりやすい解説を付けた夏井さんは「才能あり」などと作者を褒めたたえた。

 特に優秀な7句については、来場者に句の感想を募った。夏井さんは「褒め合うことで俳句の価値が高まる」と解説。「まけられない 高まる不安 冬のうみ」と詠み、最高賞に輝いた三国高1年の女子生徒に「特待生」の称号を贈った。

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