一口サイズの「森のボンボン」(左)や木型で作った板チョコ(右上)

 木製雑貨など製造販売のHacoa(ハコア、本社福井県鯖江市西袋町、市橋人士社長)は1月25日、東京都文京区にチョコレート専門店「DRYADES(ドリュアデス)」をオープンした。専属シェフが店内で作る6種類の高級チョコを販売する。いずれも木をモチーフとしたこだわりの商品ばかり。年内にも渋谷に販売店を出店する計画。新規事業で年間1億8000万円の売り上げを目指している。

 木工品のものづくりだけではなく、「木の恵み」を生かした食料品の販売を模索していたという。チョコレートはカカオの木の実からとれることから食料品事業への進出を決めた。これに合わせ、1月1日付で社名を山口工芸からブランド名のHacoaに変更した。

 店舗は東京ドーム近くの閑静なエリアに立地する。2階建てで1階が売り場兼厨房(ちゅうぼう)で2階が厨房。床面積は計76平方メートル。

 カカオ豆から本格的に作る一口サイズの「森のボンボン」は、ラムレーズンや柚子(ゆず)、ローズラズベリー味などがあり、特に木の香りを付ける自家製の燻製アーモンドがユニーク。6個入りで2430円(税込み)。

 木工職人が模様を付けた木型で作った板チョコもこだわりの逸品だ。小枝や庭園、雪原をイメージした商品も並んでいる。

 店舗では今後、チョコレート作りのワークショップも開く予定。市橋社長は「厳しい市場だが、このエリアは落ち着いた雰囲気なので、まちのチョコレート屋としてスタートしたい。木の恵みを大事にするというコンセプトのもと、地域や人とのつながりを大切にしたい」と話している。

 水曜定休。文京区西片1丁目。問い合わせはDRYADES=電話03(6801)5625。

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