各店のショーウインドーにひな人形が飾られた七間通り=1月26日、福井県大野市元町

 ひな祭りを前に、七間朝市で知られる福井県大野市の七間通りの商店街有志が店先にひな人形を飾っている。各家庭に代々受け継がれてきた人形たちが一足早くお目見えし、色鮮やかな姿で訪れる人の目を楽しませている。

 閑散期の冬場に商店街へ足を運んでもらおうと、地元の商店街振興組合青年部「七間大盛会(しちけんだいせいかい)」が初めて企画した。市内13会場で開催している「春を彩る越前おおのひな祭り」に合わせ、同組合に加盟する15店ほどが各店のショーウインドーに飾っている。

 幕末から続く老舗の和菓子店「朝日屋」(元町)では、趣ある衣装を身に着けたお内裏さまとおひなさまなどを店先に並べた。店では「毎年欠かさず部屋に飾っていて、初めて店先に出した。冬場は朝市がお休みで通りに色がない時季だから色鮮やかになって良いね」と、ほほ笑んでいる。

 大盛会の山元新会長(36)も自身のしょうゆみそ店に大ぶりの人形を飾り「歩いている人が人形を見て店をのぞいてくれる」とにっこり。来年以降も継続する考えで「店同士で協力して一堂に飾ると華やか。足を運んでもらうきっかけになれば」と話していた。

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