日本原子力研究開発機構の連続水素製造試験装置=茨城県大洗町

 日本原子力研究開発機構は25日、大洗研究所(茨城県大洗町)の「連続水素製造試験装置」が150時間の水素製造に成功したと発表した。機構は、併設された次世代原発「高温ガス炉」から取り出した熱を水素製造に利用する研究開発に2030年代から取り組むとしている。

 機構によると、装置は原料の水にヨウ素などを加えて化学反応を起こし、高熱で水素と酸素に分解する仕組みで14年3月に完成。18〜25日の試験で1時間当たり30リットルの水素を製造した。熱源はヒーターを用いた。

 併設の「高温工学試験研究炉」は、核分裂で生じた熱をヘリウムガスで冷却する原子炉。

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