大学入試センター試験に臨む受験生=1月19日午前、東京・本郷の東京大学

 2019年度大学入試センター試験の受験者の自己採点と志望校データを集計した、大手予備校河合塾の「センター・リサーチ」分析によると、最難関の東京大学と京都大学の志望動向は理系でやや減少し、文系は前年並みとなっていることが分かった。

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 東京大学の文科類の出願予定者数は前年比100%だった。文科一類は前年比103%と増加した。前年入試で志望者が増加した文科二類は99%。志願者を減らしていた文科三類は前年比98%で、昨年の反動は見られなかった。

 東京大学の理科類全体は前年比97%だった。理科一類97%、理科二類は94%で出願予定者は減少。前年入試で志願者が減った理科三類は前年比106%と増加した。

 センター試験のボーダー得点率は、文科一類から三類はいずれも91%。英語のリスニング、国語で点数を取りやすかったこともあり、文科類の出願予定者は得点率90%以上の高得点層の増加が目立つ。理科類のボーダー得点率は理科一類91%、理科二類90%、理科三類94%で前年並み。センター試験理科2の物理、化学の平均点がダウンしているためとみられる。

 京都大学の文系の出願予定者は前年比99%で横ばい。法学部は103%で前年入試に続き人気を集めている。総合人間学部は89%で減少が目立っている。

 京都大学の理系は全体で前年比97%。理学部は110%、農学部は102%。工学部は91%と減らした。医学部人間健康科学科は88%で、前年入試に続き人気は低調になっている。

 京都大学出願予定者のセンター試験の成績分布は、法学部では得点率90%前後の層が大幅に増加した。出願予定者が減少した工学部でも、センター試験成績上位層は増えている。

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