福井県内3国公立大学の合格判定基準(注)河合塾のA判定は合格可能性80%以上、B判定は65%、C判定は50%、D判定は35%。

金沢大学の合格判定基準(注)河合塾のA判定は合格可能性80%以上、B判定は65%、C判定は50%、D判定は35%。

 大手予備校の河合塾は1月24日、大学入試センター試験の受験者から寄せられた自己採点を集計し動向と合格判定基準をまとめた。全国の平均点は、文系5教科7科目が昨年に比べ17・4点上がり581・1点、理系5教科7科目は12・3点上昇し583・6点と分析。福井県内受験生の平均点は文系552・9点、理系571・4点で福井大学への志願者が最も多かった。県内国公立3大学の志願者数に関し河合塾の担当者は「センター試験で(合計得点が)取れているため、県外からの出願が減少するのでは」とみている。

⇒センター試験ボーダー予想、福井大学、福井県立大学、敦賀市立看護大学

 河合塾によると、リスニングの難易度が下がった英語の平均点が昨年比7・1点増の127・1点、現代文や漢文が解きやすかった国語も17点伸ばし123・9点と分析。7科目合計の平均点は文系理系ともに上昇し、国公立大の合否ボーダーラインも連動しアップした。生物基礎、地学基礎、物理、化学が難化したため、理系3教科型の平均点は落ち込むとしている。

 県内国公立大学で最も募集人員の多い福井大学工学部前期の物質・生命化学科のA判定(合格可能性80%以上)は594点、B判定(同65%)は570点となった。

 全国的な志望学部の傾向として、昨年までの「文高理低」基調に変化はなく、文系では法・政治分野の人気が高まり、経済・経営・商学部は落ち着いた。理系では情報分野の人気が目立った。

 福井大学は前・後期の国際地域、後期医学科で昨年より志願者が増える一方、教育学部で減少すると予想。福井県立大学は生物資源が人気を集め、看護志望が減るとした。敦賀市立看護大学は前・後期ともに志願者が減少する見込み。金沢大学は医、薬ともに減少し、国際、法学類で増えると分析している。

 大学入試センター試験は19、20の両日、全国各会場で実施され、57万6829人が志願した。河合塾は県内2819人を含む全国43万6634人のデータを基に分析した。

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