センター試験を終え、笑顔で会場を出る受験生=1月20日午後5時50分ごろ、福井県福井市の福井工業大学

 大学入試センター試験は1月20日、全国で理科と数学が行われ全日程を終えた。福井県内の3大学5会場でも受験生が最初のヤマ場を越え「やり切った」とほっと一息。「2次試験の勉強にさらに励みたい」と、次の国公立大学や私立大学の試験へ気持ちを切り替えた。

 ⇨センター試験、各科目の予想平均点

 雨となった福井市の福井大学文京キャンパスには、初日に続き到着が早かった受験生は午前7時前に控室入り。武生高校の男性教員は「初日より表情が明るくリラックスしているように見えた。無難に終えてくれれば」と願った。

 最初の理科1は文系の受験生が基礎2科目に臨んだ。北陸高校男子は「化学基礎でやったことのない実験問題が出て手が付けられなかった」と戸惑いを見せた。

 数学1と2は昼休みを挟んで行われた。「数式の意味を知っていればすぐ解ける問題が出た」(複数の予備校生)という数学I・Aは受験生によって手応えが分かれ、数学II・Bは「設問数が多くて時間が足りず手ごわかった」との声が多く聞かれた。最後の理科2は、理系の受験生が1~2科目に挑み、物理と化学を選んだ藤島高校女子は「両方ともそれほど難しくなく、出題傾向や問題の分量も例年通りだったので落ち着いて取り組めた」と自信をにじませた。

 2日間の長期戦を終え帰路に就いた受験生の多くは、緊張から解放されてほっとした表情。出迎えた担任教員に笑顔で抱きつく女子生徒や、「息抜きも大事」とにぎやかに外食へと繰り出す男子グループもあった。

 啓新高校男子は「3年間の成果を出せたものも出せなかったものもあるけど、ここまでよく頑張ったと思う」。武生高校女子は「これ以上できないくらい勉強したので悔いはない。一晩ぐっすり寝て次に備えたい」と話していた。

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