大学入試センター試験会場の福井大学に向かう受験生=1月19日午前8時10分ごろ、福井県福井市文京3丁目

 2019年度大学入試センター試験の初日は1月19日、公民・地理歴史、国語、外国語の試験が行われた。大手予備校河合塾による国語の分析を速報する。

⇨センター試験、各科目の予想平均点

【国語】

 古文が解きやすくなり、国語全体でもやや易しくなった。第1問は、翻訳について論じた文章からの出題。昨年本文にあった図(写真)はなかった。昨年同様比較的読みやすい文章で、分量も減少しているが、問6にはやや紛らわしい選択肢もあり、難易度は昨年並み。第2問は、上林暁(かんばやし・あかつき)の小説「花の精」(昭和十五年発表)の一節から出題された。やや古い時代の小説だが、本文は平易である。設問の難易度は昨年並みであろう。第3問は、中世に書かれた物語である『玉水物語』からの出題で解きやすい。狐が美しい姫君に恋をし、娘に化けてそばに仕える話で、狐の心情や、その振る舞いの意図を中心に問うている。問6では、本文全体ではなく和歌を含む後半の内容が問われている。第4問は、唐代の詩人杜甫が叔母の死を悼んだ文章であり、登場する人物の関係性が複雑で、やや読みにくい。「卒」「文」など現代日本語でも使われる語の知識が必要とされる設問もあり、全体としては解きにくかったかもしれない。

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