市民らから寄せられた人形がずらりと並ぶひな祭り展=1月18日、福井県大野市元町の平成大野屋平蔵

 第9回春を彩る越前おおのひな祭り(福井新聞社後援)が1月19日、福井県大野市元町の平成大野屋平蔵など市内13会場で開幕する。恒例の巨大ひな壇はきらびやかな装束姿の人形がずらり。衣装に「天空の城」越前大野城が描かれたご当地人形や「御殿雛(びな)」も仲間入りし、計3千体余りが一足早いひな祭りを彩る。

【D刊】「天空びな」の写真など

 メイン会場の平蔵には高さ約4メートル、幅約7メートル、奥行き約5・5メートルの20段ひな壇を設置。数千の人形が整然と並び、作られた時代や場所によって特徴ある表情を見せる。埼玉県無形文化財の木目込み人形作家が手掛けた「ふるさと雛」も登場し、お内裏様とおひなさまの装束に描かれた天空の城や市花コブシ、水仙、ツグミといった絵柄が郷愁を誘う。

 武家屋敷旧田村家(城町)には昨秋、県内の男性から譲り受けた大正時代以降の御殿雛を飾った。市役所ホールには市内の園児が手作りしたひな人形が並ぶ。

 祭りは市民有志でつくる実行委員会が毎年開催。家庭や施設で不用になったり、高齢化で飾り付けができなくなったりして市内の玩具店に持ち込まれた人形を中心に飾っている。3月24日まで。平蔵は午前10時~午後5時、入場無料。

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