水仙の美しさを引き出した生け花が並ぶ会場=1月18日、福井新聞社・風の森ギャラリー

 福井の県花・水仙の美しさを伝える「第35回ふるさとの花をいける 水仙いけ花展」(福井県華道協会、越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)が1月18日、福井新聞社で開幕した。県華道協会加盟の10流派が一堂に会し、冬を彩るかれんな姿を生かした作品と会場に漂うほのかな香りが訪れた人を楽しませている。21日まで。

 昨年12月から福井県福井市越廼地区、越前町、南越前町で繰り広げられている第44回水仙まつりの一環。越前海岸観光協会連合会が、いけ花展向けに水仙約2千本を提供した。

 プレス21、風の森ギャラリー、エントランスホールに約70点が並ぶ。各流派が趣向を凝らし、寒風の中で凛と咲く様子を表現。梅や桜などをあしらい、季節の移ろいや春の訪れを待つ心情を感じさせる作品も目を引いている。作品の一部は20日から展示替えする。

 県華道協会の大円暁和会長は「どの作品も伸び伸びと生けられている。楚々としたたたずまいと香りを楽しんでほしい」と話した。開場式後、水仙娘3人が来場者に水仙の切り花を手渡し、雰囲気を盛り上げた。

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