水仙娘から水仙を受け取る来場者=1月12日、福井県南越前町の河野シーサイドパーク

 第44回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)の「荒波フェスタ」が1月12日、福井県南越前町の河野シーサイドパークで開幕した。毎年人気の水仙配布やカニ鍋販売に加え、河野地区の伝統「越前糠杜氏」による甘酒振る舞いなどが行われ、家族連れら大勢が楽しんだ。13日まで。

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 越前水仙は午前と午後の計2回、水仙娘の3人が各回200本を配布した。大津市から訪れた家族は「香水みたいないいにおい。自宅の玄関とテーブルの上に飾りたい」と甘い香りを楽しんでいた。

 「越前糠杜氏」として京都や兵庫の酒造会社に出向いた藤野良毅さん(81)が仕込んだ甘酒の振る舞いは、今回の目玉の一つ。勝山市の会社員女性(55)は「子どものころ、米麹の甘酒を家で造ってもらっていたので懐かしい」と味わっていた。

 もくもくと湯気を上げるセイコガニ鍋も人気で、大勢が体を温めた。文化庁の日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の認定地交流ブースは、南越前町のサワラバーガーや敦賀市のおぼろ昆布、石川県加賀市のへしこピザなどを販売した。このほか海鮮や水仙、同町の特産品などを販売する約20ブースが並んだ。

 13日も午前10時~午後4時に行う。越前水仙の無料配布は午前11時と午後2時から、甘酒振る舞いは午後1時から。

 水仙まつりは南越前、越前町、福井市越廼地区の越前海岸で12月15日に始まった。21日まで。

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