青切符を切られた男性と同様の白衣と布袍を着て車の運転席に座る僧侶。仏教界で法事のため僧衣で運転する機会は日常的にあるという=福井県福井市

 福井県内の男性僧侶が僧衣を着て車を運転中、操作に支障があるとして交通反則告知書(青切符)を切られたことを踏まえ、「履物や衣服の取り締まりについて、明確な基準を周知してほしい」との声が上がっている。

 福井県内での取り締まりは、2018年に男性の僧衣で2件、女性の着物で2件あった。

 福井市で呉服店を営む男性(32)は毎日和服で過ごしており、「着物で運転して良いのか」などと県警に何度か確認した経験がある。2015年には「下駄はいけない。袖はたすき掛けをするように」などと細かい点まで教えてくれたが、18年秋に問い合わせた際には説明にばらつきがあると感じたという。

 男性は袖をたすき掛けし、靴に履き替えて運転しているといい、「タイトスカートやヒールの高い靴などが良いのかどうかも気になる」と指摘。「できるだけ明確に周知してもらえたら」と話している。

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