福井新聞社は2019年8月28日、創刊120周年を迎えます。これまで発行してきた4万1千号を超える新聞の中から、時代を象徴する紙面をピックアップして電子新聞「福井新聞D刊」で紹介します。紙面レイアウトの変遷とともに回顧していきます。

 【D刊】紙面で伝えた120年(昭和10年~34年)

 ▽1935(昭和10)年

 時は満州事変から日中戦争に至る頃で、新聞紙面にも戦争の色がにじみます。現在の敦賀市の一家から兄弟4人が軍隊に入ったニュースを「名誉」と大きく報じています(1月26日)。満州で戦闘中の福井県出身兵士からの戦況報告が載っています(11月27日)。

 米英との対立はまだ深まる前で「スピーデイ」「サービス」など見出しに多くカタカナが使われています。

 ▽1947(昭和22)年

 1945年の福井空襲から2年に当たる7月19日の紙面では、福井市街のパノラマ写真を「復興したわが街」の文字を添えて載せています。紙面上部を貫くレイアウトが目を引きます。しかし、この後1年もたたないうちに福井地震が発生することになります。

 「21歳女性がミス福井に」「三国の浜辺にテント村完成」という記事(7月25日)に文化の向上が感じられます。

 ▽1959(昭和34)年

 1月1日の特集紙面に踊る「今年はテレビの年」の見出し。NHKとラジオ福井(現在の福井放送)が放送開始の準備を進めていることを伝えています。

 この年は現在の天皇陛下(当時の皇太子さま)が美智子さまとご結婚された年。お祝いムードの4月11日の紙面もご覧いただけます。

 ⇒第1弾は明治32年~大正12年

 ⇒第3弾は昭和46年~平成19年

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