JA福井市=2017年8月、福井県福井市渕4丁目

 2017年8月に発覚したJA福井市(福井県)の元職員による1億6千万円に上る巨額着服事件で、福井県警福井署は1月10日、有印私文書偽造・同行使、詐欺の疑いで元職員の同県永平寺町、職業不詳の男(43)を逮捕した。

 逮捕容疑は16年12月上旬ごろ、顧客名義の借入申込書などを偽造して勤務先の支店窓口に提示し、自らが管理するこの顧客名義の貯金口座に、借入金名目で現金490万円を振り込ませてだまし取った疑い。

 同署は昨年8月、同JAからの告訴を受理していた。同JAがまとめた報告書などによると、元職員は顧客2家族の定期貯金、定期積金、共済契約などにかかる資金の一部を着服・流用し、15年にわたり遊興費や生活費に充てていた。事件発覚直後の17年9月に懲戒解雇された。

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