貨物船から押収されたコカイン=横浜税関

 幻覚や妄想を引き起こし、最悪の場合は死に至る違法薬物コカインの所持や使用による摘発が増加傾向にあることが6日、捜査関係者への取材で分かった。2018年の押収量も、近年では最も多かった13年の約120キロに届く勢い。大麻や合成麻薬など、他の違法薬物とコカインを同時使用する「多剤乱用者」も増え、影響の深刻さは増しているが、密輸ルートや流通経路には不明な点が多い。捜査当局が解明に全力を挙げている。

 コカインはコカの葉から精製され、依存性が極めて高い。大量に摂取すると体中を小さな虫がはい回るような幻覚や全身けいれんを引き起こし、死亡するケースもある。

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