春の高校バレー女子1回戦福井工大福井-和歌山信愛 第1セット、フェイント攻撃をする福井工大福井の山下晴奈(中央)=1月5日、東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザ

【春の高校バレー女子1回戦 福井工大福井2―0和歌山信愛】

 主将のスパイクがチームの緊張を解き、勝利を呼び込んだ。女子福井工大福井は第1セット終盤、山下晴奈のスパイクなどで7連取し勢いに乗った。「ここで取れば波に乗れると思った。休んでる暇はなかった」と跳び続け、チームをプレーで鼓舞した。

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 2年前の初戦と同じカード。序盤、下級生4人の先発メンバーは緊張し、体が動かなかった。柴崎帆香西岡美咲がサイドから攻めるも、腕が振り切れていない分ブロックを崩せない。17―16に迫られた場面で山下晴が「自分が頑張らないと」と、力を発揮した。

 強烈なバックアタックを決めると、サイドからの攻めやフェイントで相手を崩し、高さのあるブロックでスパイクを止めた。鈴木定監督は「あいつは常に冷静。ピンチでも動じない」と評価した。

 第1セットを取ると、第2セットも主導権を渡すことなく、ストレート勝ち。「要所でちゃんと決められた」と山下晴は成長を実感した様子。次戦は大型選手が並ぶ延岡学園(宮崎)だが、「うちらしく、サーブで攻めて崩したい」と自信をのぞかせた。

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