福井県内の過去20年の交通事故死者数

 2018年に福井県内で起きた交通事故による死者は41人(前年比5人減)で、2012年の37人に続き過去50年で2番目に少なかったことが1月2日、福井県警のまとめで分かった。うち65歳以上の高齢者が28人と約7割を占めた。

 交通事故死者は6~7月、過去50年で初めて2カ月連続ゼロとなり、連続日数は81日を記録したが、10~12月は21人が亡くなった。あわら、坂井西両署管内では年間を通じて死亡事故は無く、福井南署管内も1人(8人減)にとどまった。

 状況別で大きく減ったのは、夜間の高齢歩行者が5人(7人減)、オートバイが2人(4人減)。県警は夜間の事故減に向けて、ハイビームへのこまめな切り替えや歩行者へ反射材の着用を啓発。オートバイ事故は17年に多発した京都、滋賀との県境付近で啓発活動を強化していた。飲酒運転が絡む事故の死者数は3人減り4人だった。

 県警は引き続き飲酒運転や速度違反、横断歩行者妨害など、危険性の高い運転の取り締まりを強化するとしている。

 県警交通部の笹川一雄管理官は「今後も高齢者の事故抑止が重要」として、ドライブレコーダーを貸し出して署員らが映像を見ながらアドバイスする運転指導や、自動車教習所での指導員による実車講習「シルバー・セーフティードライビング(SSD)講習」を充実させるとしている。

 人身事故は速報値で1392件(157件減)、負傷者は1583人(178人減)で、ともに14年連続で減った。

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