米子北―丸岡 後半、決勝となるゴールを決め、喜ぶ丸岡・川中浩夢(左)=駒沢

 サッカーの全国高校選手権第3日は1月2日、東京・駒沢陸上競技場などで2回戦16試合が行われ、3大会ぶり29度目出場の丸岡(福井)は米子北(鳥取)を1―0で破り、3回戦に進んだ。6大会ぶりの16強入り。

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 決勝点をもたらしたのは途中出場の1年生MFだった。後半25分、丸岡の川中浩夢が右足シュートでゴールネットを揺らし、均衡を破った。「来たーと思った。狙い通り」。6大会ぶりの16強入りを決め、背番号14は満面の笑みを浮かべた。

 前半から一進一退の攻防が続き、後半12分に川中が投入された。「0―0だったので流れを変えたかった」。MF宮永任、FW田海寧生が立て続けに惜しいシュートを放った後だった。

 後半25分、MF馬場脩介が右サイドからゴール前にクロスを上げた。宮永と相手選手が競り合った裏のスペースに入り込むと「タイミングはばっちり」と右足で合わせ、ゴールに押し込んだ。

 県予選では無得点だっただけに「やっとチームの勝利に貢献できた」と川中。小阪康弘監督は「ひるむな。自分からいけと言い続けていた。よくやってくれた」とたたえた。

 父は丸岡OBで全国選手権にも出場。少年サッカーチームの監督をしていた父の影響で小学1年にサッカーを始めた。川中は「得点できたと胸を張って伝えられる」と笑った。

 12大会ぶりの全国選手権2勝を挙げ、目指すは同校最高成績に並ぶ4強入りだ。「3年生ともっと長くプレーしたい」と川中。えんじのユニホームが勢いに乗ってきた。

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