好天に恵まれ大勢の初詣客でにぎわう境内=1月1日、福井県福井市の佐佳枝廼社

 平成最後の正月は穏やかな天候にも恵まれ、福井県内の神社仏閣は1月1日、初詣客でにぎわった。願い事は両親や夫婦の健康や子どもの飛躍が多く聞かれ、時代は変われど家族の幸せを願う善男善女が長い列をつくった。

 福井市の佐佳枝廼社では、午前10時ごろから参道に長い列ができた。母親らと5人で訪れたあわら市の女性(53)は「今年は夫が後厄、息子が前厄なので、無事に一年を過ごせますように」と願った。

 福井市の女性(38)は家族の健康と子どもたちの学業成就を祈願した。おみくじで大吉を引いた男性(13)は「いいことがありそう」とにっこり。昨年11月に生まれたばかりの女児と参拝した男性(37)は「子どもたちが飛躍する年となれば」と話し、健やかな成長を期待した。

 同社によると、昨年と比べ初詣客の出足が早く、1日が安産祈願の「戌の日」とも重なったこともあり一時、祈祷が約1時間待ちとなった。

 例年、県内で最も参拝客が多い坂井市三国町の成田山福井別院には、大みそかの夜から初詣客が続々と訪れ、1日正午ごろにピークを迎えた。三が日の人出は例年並みの約20万人を見込んでいる。

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