災害時に設置する看板と備蓄品=12月26日、福井県福井市今市町のネッツトヨタ福井本店

 自動車販売のネッツトヨタ福井(本社福井県福井市)は今冬から、自然災害や事故などで大規模な渋滞が発生した際の一時避難所として、県内全11店舗を開放する。トイレや携帯電話の充電、無料の無線LAN「WiFi(ワイファイ)」、飲料水、タイヤチェーン脱着スペースなどを提供し、ドライバーらに役立ててもらう。

 記録的な大雪に見舞われた2月、国道8号沿いにある丸岡店や福井市のフェニックス通り沿いにある本店前などで長時間にわたり渋滞が続き、トイレを借りる人らが店に駆け込んだことを受け対応を決めた。

 大雪や地震、台風といった災害や大きな事故が発生した場合、「どなた様でもご自由にどうぞ」と書かれた看板を店舗前に置き周知を図る。各店舗はペットボトルの水や非常食、非常用トイレ、マスクなどの衛生用品を備蓄。ドライバーや地域住民らに無償提供するほか、気分が悪くなった人の休憩所としても利用してもらう考え。

 停電時には、試乗用のプラグインハイブリッド車(PHV)から電源供給する。同社の担当者は「困っている人の力になれれば。車種に関係なく気軽に立ち寄って」と話している。問い合わせは同社=0776(38)2211。

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