北國銀行福井支店が入居するビルのイメージ図(三菱地所設計提供)

 北國銀行(本店石川県金沢市)の福井支店が、今秋閉館した映画館の福井シネマ(福井県福井市順化1丁目)跡地に新築される7階建てビルに移転する。現支店が入居するビルの老朽化に伴うもので、2020年9月に完成予定。

 1967年開設の福井支店(同市中央3丁目)が入る現在のビルは、不動産などの石川商事(金沢市)が建設し、管理している。老朽化への対応と、災害に備え安全性を確保するため新築移転を決めた。所在地は、建て替え工事が進む福井銀行本店の西隣。

 新ビルも引き続き石川商事が管理運営する。映画館を営んでいた加賀産業グループ(福井市)から土地約1345平方メートルを借り受け、鉄骨造り7階建て(約37メートル)、延べ床面積約4815平方メートルのビルを建設。北國銀は1、2階と3階の一部を借りて入居する。1階には支店窓口と、ローンセンターを設け、全自動貸金庫や通帳記帳繰越機を新設。ガラス張りの開放的なデザインにする計画で、上層階はオフィステナントとして賃貸するという。

 新ビルは大通りに面した福井シネマ本館部分の約680平方メートルの敷地に建設。本館後方の新館と、もともと駐車場だった敷地を新ビルの駐車場として整備し、タワー式(40台)を含め52台を収容する。

 福井シネマのビルは既に解体工事が始まっており、来年7月から新ビルの建設工事を始める計画。現在の福井支店は移転後に取り壊す計画で、今後活用策を検討するという。

関連記事