福井県福井市が実演したカセットボンベの穴開け作業。できる限りガスを出した後、専用器具を使って行う

 大量の消臭スプレー噴射が原因となった北海道札幌市の爆発事故を受け、福井県越前市はスプレー缶のガスを完全に出し切り、穴を開けずに捨てる方法に1月4日から変更する。

 越前市はこれまで穴を開けるよう求めていた。爆発事故や、環境省が2015年から「穴開けをしないのが望ましい」と周知していることを踏まえ、南越清掃組合に申し入れた。12月25日に開かれた市の記者会見で発表した。

 県内ではスプレー缶などの穴開けは、おおい町を除く県内16市町が促している。越前市によると、札幌市の事故以降、捨て方を変更したのは県内で初めて。缶をつぶさず安全に収集・運搬し、施設でも安全に処理できるためとしている。

 中身を使い切ってから火気や人気のない屋外で▽スプレー缶に付属するガス抜きキャップで音が消えるまでガスを噴射する▽ガス抜きキャップがない場合は、古紙や古布に向けて中身を出し切る―などガス抜き作業が必要。いずれもこれまでと同様、各町内の資源物収集日に「スプレー缶・カセットガスボンベ」の専用コンテナに出す。

 問い合わせは市環境政策課=電話0778(22)5342。南越清掃組合第一清掃課=電話0778(22)2636。

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